ベラミスの剣をご存知か
その昔、ギリシャの剣闘士で全くの互角の2人がいた。
その名をベラミスとマルスと言った。
2人は何度も相見えたが、実力伯仲で決着がつかないのだ。
そこで、ある日マルスは一計を案じた。
ベラミスの剣を、少しだけ重いそっくりの剣に取り替えたのだ。
そして、ついにマルスはベラミスを打ち倒すのだった。
前置きが長くなりましたが、
最近卓球でもベラミスの剣あるあるなのではと感じています。
バックラバーをテナジー05FXに変更する前は、
ラケットの総重量は185gでした。
しかし、テナジー05FXになってから
重量が180gとなったためか、
バックスイングが簡単になり、バックハンドが極端に改善されたのです。
ちなみに、リズム425も
軽い劉詩文に張り替えて
湿気った時に総重量181gで絶賛運用中。
というのも、水谷隼選手は、
現在185gを使用中だと王国で読んだ記憶があります。
あの肉体で185gなのです。
両面テナジー64時代なんて、
178gだったという情報もあります。
渡部さんは175gが理想的な重さだと。
軽いと相手の球威に押されやすい
ということもありますが、
このような上級者の傾向からも、
ラケットは自分が思ったより軽めが良い可能性大。
卓球では、一瞬の判断でラケットを動かす必要があるので、
取り回し(言いたいだけ)が楽な方が、
威力を出すよりも重要なのかもしれない。
「使いたい重さ」と、
「扱える重さ」は違うのではないでしょうか。
僕はしばらく180g周辺を試すつもり。
170g台やってみるかなー
そういえば、バックを柔ラバに替えたので、
フォアの打球感が柔らかくなって、
キュンキュン鳴りやすくなった事も追記。
超気持ちいい。