奇跡のレッスン
日曜日の夜中、彼女が何気なく
「卓球の番組やってるよ。」
と教えてくれた。
バラエティに水谷でも出てるのかと、
テレビを見に行ったら
マリオ・アミズイッチが出てきてた。
すぐさま録画することにした。
マリオ・アミズイッチとは、
ドイツ・ブンデスリーガの
名門卓球チームドュッセルドルフの監督。
かつてドイツ留学時代の水谷選手に
指導をしていた人物だ。
親の影響で7歳で卓球を始めて、
25歳という若さでプロコーチになったらしい。
水谷選手はマリオに
「そのラケットは子供のラケットだ。」
と言われて、ラケットをアリレートから
ALCのメイスに変更したと著書の中で言っていた。
メイス、いいラケットだけど
飛びすぎて使えない。
その指導の中で、
バックハンドを2回使ったら負け
という不思議な練習があった。
フォアハンドを重視した
練習かなと思いましたが、
実は狙いはそれだけではないのです。
どうやって相手にバックを2回使わせるか
どうやったらバックを2回使わずに済むか
という戦略を子供たちが
考えるようになるのです。
まるで、19路盤の囲碁をやる前に、
9路盤で練習するかのような、
または、詰将棋をとくみたいな。
最近、3球目以降、
何も戦略が立てられない僕も
大変勉強になりました。
卓球という全体像の把握はあまりにも複雑なので、
部分的なパズルのピースを、
シンプルに考えることが全体理解につながるかも。
あと、水谷選手は
自分で考える力をもっていて、
ボールが来る場所にいる才能があると。
しかし、才能が無くても
努力で卓球は強くなるとも言っていました。
あと、最後に利き手ではない方で
ゲーム練習して
ハッピーになって前篇3日が終了。
後編は、12/18(日)23時
録画予約してあります。